お知らせ

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

8月6日、9日、15日と、戦争を思い返す日々が続きます。

敗戦から75年の歳月を経て、記憶は薄れ、後に続く者に原爆の悲惨さを伝える困難さを抱える私たちですが、その一方で、私が教師として経験した10代の生徒たちの感性の瑞々しさは、語り伝えて行こうとする者に確かな希望を与えてくれます。

教員時代、修学旅行で広島に行き、平和公園にある原爆資料館を訪れた生徒が書いた感想の中から二つを紹介します。メッセージの中でも取り上げましたが、彼らが受け止めた原爆への思いです。


 「原爆資料館を見て」

M

広島平和公園内は、緑であふれていた。ハトが群れをなして飛んでいるその一角にある原爆資料館。館内はどことなくさめざめとしたふんいき。大きなケースの中には、当時被爆した人々を模写してつくったダミーがあった。手の皮がたれ下がり、服はボロボロ。ひどいヤケド。本当にこれが人間!?
写真を見ても、当時ぬってやるクスリもなかった。ただ指をくわえて見ているしか・・・。
残酷すぎる。
写真の中の被爆者達は、もういない。助けてあげたいと思っても、もう手のとどかない所へいってしまった。
新鮮な輝きがない。写真の中の被爆者達の目が、「助けて」と言葉すくなにつぶやいているような気がした。自分が今生きているのが申し訳ないような・・・妙な気持ちにかられた。
壁にしみついた黒い雨。この雨でどれほど多くの人々が全身を放射能でおかされたことか。こんなものが、空からバケツをひっくりかえしたように降ってくるなんて。背筋が寒くなる思いがした。そしてあの銀行の死の階段。うっすらと人影が石段にやきついている。
すわっていた人はどうしたのだろうか。一瞬にして死んでしまったのだろうか。
ひとときの休そくを石段ですごしていたのだろう。どんなに未練だったろう。
私は資料館を見て、あらためて原爆の恐ろしさを知った。


 「戦争が・・・見えてきた」

 M・K

原爆ドーム。昔の姿をとどめてただ建っている。何を思っているのだろう。あの日、建物も泣いたのだろうか。それでもまだ生きているんだ。誰もがいう。悲惨なことがあっても、廃墟には廃墟なりの美しさが秘んでいたように思う。
資料館の中はすごかった。言葉では言い表せない程の迫力が、何か心に訴えているように思った。これが戦争なんだ。いや、戦争の正体の一部を見たにすぎないが、正体というものが見えてきたような気がする。
見終わった頃、ふと窓を見る。館中でのあの迫力をと外の穏やかさを比べる。窓一つ隔てればこうも違うものなのか。恐ろしいくらいの不気味さを感じた。
資料館を出、公園をあらためて見渡し、かすかに思った。平和のシンボルである鳩も、当時生きていたんだ。でも、広島の町にいた鳩は、一羽も生き残れなかったろうと。


このような、彼らの言葉にこそ、私は希望を見るのです。
さて、長く長く続いた梅雨がようやく明けたと思ったとたん、猛暑の日々となりました。
夏らしくなったのは確かですが、コロナ禍のため、外出を自粛する日々がいつ終わるともなく続いています。
マスコミ等を通じて、感染がますます拡大することが知らされて来る中で、国内のみならず、インド、アフリカ、南アメリカなどに深刻な現実が訪れています。予想されていたとは言え、辛いニュースです。難民キャンプは言うまでもありません。
このような中で、困難な現実に分け入り、コロナ禍と戦う医療従事者たちがいます。
国際的に知られているのは「国境なき医師団」や「国連高等弁務官事務所」ですが、この他にも多くの人々が懸命の日々を送っているのだと思います。
彼らを実際に支援する取り組みを考えます。

以下は、7月から始まった立川教会の主日礼拝ライブ配信受信の方法です。

ライブ(同時中継)礼拝の視聴方法

https://www.facebook.com/tachikawachurch/live

にアクセスします。(お気に入り登録をしておくと、その都度URLを入力しなくも済みます。)

※Facebookユーザーでなくても、礼拝の視聴は可能です。
※Facebookユーザーでない場合、「ログイン」または「新しいアカウントを作成」の画面表示が出ますが、ログインや新しいアカウントを作成しなくても視聴することができますので、無視して問題ありません。
※お手持ちのデバイス(パソコン・スマホ・タブレット等)で視聴する場合、音声が小さく聞こえにくい場合があります。その際は、イヤホンを使用すると音声が聞こえやすくなる場合がありますので、ご利用ください。

◆今週の聖書日課(8/10-8/15)です。

【日本基督教団「日毎の糧」(2020)から転載

8/10(月)洗礼者ヨハネについて
士師記2:8-23詩編120編
ルカによる福音書7:24-35

8/11(火)罪深い女を赦す
士師記4:1-24詩編121編
ルカによる福音書7:36-50

8/12(水)「種を蒔く人」のたとえ
士師記5:1-18詩編122編
ルカによる福音書8:1-15

8/13(木)突風を静めるイエス
士師記5:19-31詩編123編
ルカによる福音書8:16-25

8/14(金)ゲラサの悪霊憑き
士師記6:1-6 、11-32詩編124編
ルカによる福音書8:26-39

8/15(土)ヤイロの娘が生き返る
士師記7:1-23詩編125編
ルカによる福音書8:40-56

2020年8月10日(月)
日本基督教団立川教会牧師飯島信

8月第3週の礼拝予告

・日時:8月16日(日)聖霊降臨節第12主日
・説教題:「聞く耳のある者は聞きなさい。」
・交読詩編146:1-10(p163)
・聖書:新約マルコによる福音書4:1-20(新p66)
・讃美歌:200「小さいひつじが」
     530「主よ、こころみ」

8月第2週のメッセージ

■日時:2020年8月9日(日)
■場所:立川教会
■説教題:「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」 
■聖書:ルカによる福音書第3章20-35節
■讃美歌:211「あさかぜしずかにふきて」・504「主よ、み手もて」

7月第4週のメッセージ

■日時:2020年7月26日(日)
■場所:立川教会
■説教題:「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。」
■聖書:新約マルコによる福音書2:18-28(新p64)
■讃美歌:7「ほめたたえよ、力強き主を」197「ああ主のひとみ」 

7月第1週のメッセージ

 ■日時:2020年7月5日(日)
■場所:立川教会
■説教題:「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」
■聖書:新約マルコによる福音書1:1-20(新p61)
■讃美歌:1-7「主のみいつと」1-452「ただしく清くあらまし」